小さなお茶会
6 巻
あらすじ
前巻から、巻末に比較的長いページ数のストーリー作品をつけています。 これらの作品群は、主に「小さなお茶会」本編を『花とゆめ』本誌に連載する傍ら、不定期に発行されていた『花とゆめ』増刊号に掲載されたものになります。 本編の『小さなお茶会』のページ数の短さは必然です。 作者は、極度の緊張と集中力で、この短いページに豊かに世界を凝縮しています。 ここで描かれるのは、人が生きることのいろいろな『局面』です。 この『局面』はきらびやかな宝石のように輝いていますが、輝きだけでは描ききれないものがあります。 掲載された『番外編』は、本編では描き切れなかった時間と、宇宙への広がりがや、心の機微や綾などがゆったりと描かれ、それぞれ心を打つ作品になっています。 これ以上語ることは、読者の皆さん一人一人の世界に踏み込むことになるので差し控えたいと思いますが、形式のうえで着目したいのは、そのページ数です。 通常、ストーリー漫画は16べージ、32ページ前後で構成されます。 新人登用の漫画は、このページ数を前提に、イントロ、展開、クライマックスを割り振る、と指導されています。 しかし、猫十字社はこの形式を軽やかに飛び越えて作品を仕立て上げます。 猫十字社には教科書がありません。 編集部が要請した任意のページ数の中で、創作意欲の赴くままに描き切り、独自の作品世界を構築しています。 各巻巻末に載せた『小さなお茶会』の番外編にもご注目ください。 短いページの本編では描き切れない、珠玉の『お話し』がゆったりと、楽しく綴られています。
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コメント
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非表示にする大好きな作品です。小学生のころ何度も読み返し、不思議な世界観に魅了されました。もっぷとぷりんさんのゆったり流れる世界観が堪らなく大好きでした。また、この作品に出会えるなんて嬉しいです。