国賓や外交官との社交を目的として明治政府に建てられた社交場・鹿鳴館。だが性急すぎる近代化はあらゆるモノが渦巻く混沌とした時代を築く。その中心である鹿鳴館で繰り広げられる様々なヒューマンドラマ。『女の力はこれからの日本の重要な要素となるだろう』『ダンスも楽しかったけど本当に面白かったのは……』『代わりにコックリさんで遊びませんか?』『悪魔でけっこう。外交も仏の顔ばかりではやってられないからな』『女性が男の言いなりである国に未来などありませン』混沌とした時代を生き抜く人々をコミカル且つユーモラスに描いた幻の単行本未収録作品集をついに電子書籍化!
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今の時代だったら伊藤博文がお札の顔になることは絶対無かったですね
鹿鳴館奇譚(2)
小野双葉
そう…あれは鹿鳴館で夜会が催された最後の年だったわ。ダンスも楽しかったけど、本当に面白かったのは控室よ。参加した女達の…
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鹿鳴館奇譚(3)
「コックリさんコックリさん、どうぞこの場にお越し下さい」鹿鳴館で行われた降霊術。面白半分で行われたソレはやがて彼女達に…
鹿鳴館奇譚(4)
「人生は儚い!思いが高まった時が事をなすべき時なのだ!ヤッてしまえば良かった」伊藤博文が唯一、手をだし損ねた美女とは……
鹿鳴館奇譚(5)
日本に必要なのは文化の融合。その言葉に欧化主義の筆頭・井上の妻の武子は感動し、さっそく食文化から融合を試みるのだが……
この作品は、18歳以上推奨です。一部暴力的または性的な描写があります。漫画・漫画雑誌を読みますか?
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今の時代だったら伊藤博文がお札の顔になることは絶対無かったですね