すくらっぷ・ブック
10 巻
あらすじ
クリスマスイブを迎える日、その日はイチノの長野高専願書提出の日でもあった。 出発しようとするイチノに声をかける担任の正木。 正木はイチノにもう一人志望者がいる事を伝える。 一方、妖精館(アルフヘイム)では晴ボンたちがクリスマスパーティーの準備を進めている中、理美はぼんやりと空を眺めていた。 自分たちが受験生であるというのが、そしてイチノが長野高専へ行くというのが夢であってくれればと願う理美…だが、かがりは同じ立場にいながらもじっと現実を受け入れていた。 やがて長野から帰って来たイチノたち。 理美の想いを伝える春ボンやマッキーにイチノは一つの決心を告げる…。 その他、笠地蔵の民話を聞いて近所の六地蔵にささやかなお供え物を置いてゆく7組の仲間たちを描いた「笠地蔵」。 生物部の修一と美幸がペットのニョコとの別れを決意する「卒業は眠りの中で」。 いよいよ受験本番!「MAXIMUM」など「小山田いく」が温かなハートで描く青春グラフティーの決定版! 「すくらっぷ・ブック」が生まれるまでの小山田先生本人のエッセイコミック「どっぐいやあ」第4話も掲載! 当時の小山田いく先生の単行本コメント 『部屋の整理をしたら、出ました出ました、アマチュア時代の作品がいっぱい。 10歳のころ、はじめて自分で話をつくって漫画をかきはじめてから、デビューするまでの13年分。物語の数は「すくらっぷ・ブック」10巻現在の93話に匹敵するくらい。 もちろん人前に出せるシロモノではありませんが、当時のボクの写真以上に大事な記録として保存しておくつもりです。』
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コメント
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非表示にするリアルタイムで読んでいた大好きな作品です。久々に読んでみても素敵な作品だと思いました。
名作である