すくらっぷ・ブック
9 巻
あらすじ
秋を迎え、受験勉強も本番を迎えつつある晴ボンたち3年7組。 そんな中、芦原中に一つの騒動が持ち上がる。 校内の北側倉庫に幽霊が出るというのだ。 元新聞部の八重沢奈美子はこの情報は間違いないと言い、自分一人で現場に張り込もうとする。 危ないからと雅一郎やマッキーたちと共に一緒に現場に張り込む事を申し出るイチノや晴ボンたち7組メンバー。 さて張り込み当日、おとりとなって倉庫前を歩くマッキー前にうめき声と共に怪しい影が現れるがそこには人為的な何かが...。 晴ボンたちはその影を追い詰めて行くが、やがてこの騒動の裏には思いがけない思惑があった事が判明して…!? その他、皆でのキノコ狩り、妙子の争奪戦を繰り広げながらも互いにフェアであろうとするアサとノーミンを描いた「ふたつ」。 皆の受験を控え生徒たちの事を思いながらも厳しくすることで生徒たちの敵になってしまうのではないかと葛藤する正木先生の「風に落葉松」など、「小山田いく」が温かなハートで描く青春グラフティー。 「すくらっぷ・ブック」が生まれるまでの小山田先生本人のエッセイコミック「どっぐいやあ」第3話も掲載! 小山田いく先生の当時の単行本コメント 『最近ろくな夢を見ません。でき上がった本を見るとなぜか「すくらっぷ・ブック」だけまっ白だったり、下絵のままだったり…。 だから精神衛生上、眠る前にはできるだけ楽しい、民話なんかを読む事にしているんですが、そうすると今度は、徹夜してかいた原稿が、朝になると木の葉に変わってしまう夢を見たりして…』
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コメント
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非表示にするリアルタイムで読んでいた大好きな作品です。久々に読んでみても素敵な作品だと思いました。
名作である