ウッド・ノート
7 巻
あらすじ
魔鳥バジリスク。その怪物は毒を吐き、周りの土地を不毛の砂漠に変える…。 いつものホームグラウンドでバードウォッチングをするウッド・ノートのメンバーたち。 だが、その日は何かがいつもと違っていた。 妙に落ち着きなく飛び立って行く鳥たち。不審に思う唐須たちの前に一人の女が現れた。 彼女の名前は堤まりも。彼女は石蕗ノ台高校に通う井津母の中学校の同級生だった。 まりもはウッド・ノートのホームグラウンドから「ウッド・ノートが出ていくよう」井津母に告げ、仲間たちとウッド・ノートの邪魔を始めたのであった。 「魔鳥バジリスクめ…」家が同じ養鶏場でありながら鳥を嫌い、鳥を虐めるまりもが井津母には、周りの土地を不毛の砂漠に変える魔鳥バジリスクに思えたのだった。 果たして…ウッド・ノートはホームグラウンドを守り切れるのか!? その他、渡り鳥の情報を求め皆に内緒で世界中に手紙を送る拓也の「テリトリーは無限大」。 パッフィン、拓也、まりもの三角関係勃発?!の「鳥難の相あり」など。 特別読み切りエッセイ漫画「鳥とんだ!」第4話も収録。 小山田いく先生の当時の単行本コメント 『ウッド・ノートをはじめてよかったことは、なまけグセが出るひまのないほど、勉強しなければならないこと。取材と称して旅行に行けること。巣箱やエサ台のおかげで、わが家に姿を見せる鳥がふえたことなど…。 悪かったことは、焼き鳥を食べる時、タレのしずくに哀愁を感じてしまうようになったこと…です。はい。』
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