無実を主張しながらも認められず死刑の判決を言い渡された囚人・諸橋悦子。ついに死刑執行の日を迎えた彼女は執行の瞬間、過去の記憶が走馬灯で流れ、息子の名を叫ぶ…。刑は執行されたが、彼女はまだ生きていた。そして謎の男に、これから顔・名前・戸籍、全てを変えて別人として生かしてやると告げられる。その条件は「殺人」をすること――。断れば「死」だが、承諾すれば5年後に息子に会わせてやるという。悦子は息子に会いたい一心で「桐原冴子」として謎の組織の殺し屋となっていく…。
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