テンプリズム(1)
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シリーズ
テンプリズム(2)
謎の強国「骨の国」が勢力を拡大する世界。旧カラン王国の王子ツナシは、家臣ユイの命を賭した企てにより、伝説の「光の剣士(オロメテオール)」として覚醒した。二年後、旅先で知り合った骨の国の脱走兵アップンと共に、骨の国が誇る機械兵を倒したツナシ。しかし、彼らの前に立ち塞がったのは、骨の国から送られた最強の女戦士ニキだった。異様なまでの執念でツナシの命をつけ狙うニキ。彼女は、旧カラン王国の長老・事九の元へと忍び寄る。事九救出のため、骨の国に占領された旧カラン王国地域に向かうツナシ。そこに待ち受けていた驚愕の真実とは――。曽田正人が描く情念の幻想戦記、怒濤の第2集!!
テンプリズム(5)
「闘いのさなか、アイツは私に言った。「この悪魔め!」 あの眼は忘れないわ。きっと前にも増して私を憎んでいるだろうな。 私は闇の魔力遣い。骨の国に仇なす者を躊躇なく殺してきた。それが私の正義。 敵であるアイツの眼に悪魔と映ったのならばむしろ望むところだわ。 ・・・・・・・・・え?・・・・・・・悲しそう?・・・・・・・・・私が? バカバカしい。たとえこれが恋だとしても、私にはもっともっと大切なことがある。 もし別の出会い方をしていたら、って思わなくはないけどね。」 幼き頃より骨の国に忠誠を誓い、「闇の戦士」として暗躍してきたニキ。 そんなニキが恋した相手は、宿敵であるはずの「光の剣士」ツナシ。 闘う運命にあるのにもかかわらず、ツナシへの恋心は徐々に大きくなっていく……。 文明と文明が衝突する世界で、禁断の恋に落ちた悪の姫。 曽田正人が描く、先が読めない恋愛ファンタジー!!
面白かった。