この小さな手(1)
あらすじ
このお話は、主人公と同じように2歳の子供を養護施設から取り戻すという、原作者のぼく自身の経験を元に構築したフィクションです。 当時、ほぼ1日おきに施設に通いました。 きらきらと輝く宝石のような子供の反応に涙し、それらの胸を締め付けられるような出来事をどうしても物語として描きたいなと強く願い、この特殊な環境で目の当たりにしたことや感じたことを、かなりストレートに作中に散りばめました。作画の吉田浩さんは、そんなぼくの思いを構図や文字などもほとんど変えず、ビビッドな絵柄で実に誠実に原作のネームを表現してくださいました。この先、ぼくの子供が何か困難に直面した時、この作品を見せて真実を伝えたいと思います。また、読んでくださった方々の心に届く「光」のようなものが何かひとつでもあれば、とてもうれしいです。
あらすじ
このお話は、主人公と同じように2歳の子供を養護施設から取り戻すという、原作者のぼく自身の経験を元に構築したフィクションです。 当時、ほぼ1日おきに施設に通いました。 きらきらと輝く宝石のような子供の反応に涙し、それらの胸を締め付けられるような出来事をどうしても物語として描きたいなと強く願い、この特殊な環境で目の当たりにしたことや感じたことを、かなりストレートに作中に散りばめました。作画の吉田浩さんは、そんなぼくの思いを構図や文字などもほとんど変えず、ビビッドな絵柄で実に誠実に原作のネームを表現してくださいました。この先、ぼくの子供が何か困難に直面した時、この作品を見せて真実を伝えたいと思います。また、読んでくださった方々の心に届く「光」のようなものが何かひとつでもあれば、とてもうれしいです。
車の中で読んで泣いてしまいました。
お母さん目が覚めてよかった。でも、現実としてバッドエンドもたくさんあるんだろうなって思うと切なくなる。
児童養護施設がリアルだった。子供を可愛いがろうと思う。
主人公にさまざまな辛い出来事が襲いかかってきますが、周りの人に恵まれて、父親として、人として成長していく姿が見られて良かったです。温かなタッチの絵ととても合っていました。爽やかな読後感が得られます。
郷田さんの原作らしく、間の使い方や東條人文の心情の描き方が上手いです。報われてほしいなぁつわて思いながら読んでたので、最後のページでちょっと込み上げましたね。最高の読後感です。おすすめ!