「生還を期さない兵器」 特殊兵器への志願を問われたとき、 少年たちが受けた説明はそれだけだった。 様々な憶測が飛び交う中、 志願した少年たちはある島へと送られる? その島で少年たちが見たものは…!?
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登場人物の目力が凄くて、まずそこに圧倒されます。終戦から80年近く経った今、当時を知らない世代に何かを訴えかけているような気にさえなりました。 表紙のイラストはなぜ文字が反転しているのかと思ったけど、そういう理由だったのですね。そして全て同一人物だったとは…。
時代の犠牲者
史実では駆逐艦を撃沈したのは勝山中尉です。 これは史実をもとにしたフィクションだと言うことを忘れないでください。 特攻も結果的には無駄ではなかったことを忘れないでください。特攻作戦のと隊員の覚悟を過小評価しないでください。
これほど、特攻の悲劇を伝える漫画はなく、感動した、佐藤秀峰氐のタッチも、他の氏の作品と違い、引き込まれた。知覧特攻隊などの史実と重なり考えさせられた名作です。
実話。悲しい物語。でもかっこいい。
特攻の島(2)
佐藤秀峰
水中特攻兵機「回天」。 その第1回目の攻撃作戦命令が下された。 特攻隊員の人選を任されたのは創案者の一人・仁科関夫。 戦死することを約束された隊員たちを指名する重責の中、仁科が選んだのは…!?
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特攻の島(3)
「回天」創案者の一人・仁科は、 第一回目の回天攻撃作戦で戦死。 その後、第二回目の作戦命令が下るが、 それは仁科も、そして渡辺たちも 困難と考える、再度の泊地攻撃作戦だった。 納得いかぬまま潜水艦に乗り込んだ 渡辺たちは、早くも米軍に発見され…。
特攻の島(4)
水中特攻兵器「回天」と渡辺たちを乗せ作戦海域へと向かった潜水艦・伊53潜は米軍に発見され爆雷の雨を浴びる。 敵駆逐艦に囲まれた水深100メートルの海中ーー。危機的状況の中で、渡辺の戦友・関口は人間魚雷「回天」で出撃した。 渡辺たちの命をつなぐために…。
特攻の島(5)
敵艦隊停泊地の眼前で、 潜水艦・伊53潜に搭載された 水中特攻兵器「回天」に乗り込んだまま 意識を失った渡辺。 「回天」内で発生したガスと浸水により、 一刻を争う事態に、艦長が下した決断は、 敵艦隊の待ち構える中へ浮上することだった!
特攻の島(6)
水中特攻兵器「回天」での作戦に臨んだ渡辺。だが「回天」の故障により出撃できず帰還した。再びの特攻作戦へ志願する渡辺だったが、板倉指揮官は拒否。渡辺に後進の指導を命じる。目標を失い、心定まらない渡辺に、軍上層部の人間から心無い言葉が…。
特攻の島(7)
沖縄は米軍に占領され、戦艦大和は沈んだ。 迫りくる本土決戦を目前に、最後の回天戦が始まる! それは停泊する敵艦ではなく、洋上を航行する敵艦に突っ込むという成功率の低い作戦だった!
特攻の島(8)
本土決戦を目前に、作戦海域へ到着した 伊53潜は、17隻からなる大輸送船団と遭遇。 艦長は数的不利を鑑み、敵を分断する策を試みる。 だがその作戦の最中、艦長は負傷。 敵の護術艦が迫る!
特攻の島(9)
ついに出撃した渡辺。敵駆逐艦が目前に迫る。渡辺の執念は結実するのか!?そして、海底に取り残された伊58潜の運命は…!?第二次大戦末期に実在した特攻兵器「回天」をめぐる極限の人間ドラマ、ついに完結。
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登場人物の目力が凄くて、まずそこに圧倒されます。終戦から80年近く経った今、当時を知らない世代に何かを訴えかけているような気にさえなりました。 表紙のイラストはなぜ文字が反転しているのかと思ったけど、そういう理由だったのですね。そして全て同一人物だったとは…。
時代の犠牲者
史実では駆逐艦を撃沈したのは勝山中尉です。 これは史実をもとにしたフィクションだと言うことを忘れないでください。 特攻も結果的には無駄ではなかったことを忘れないでください。特攻作戦のと隊員の覚悟を過小評価しないでください。
これほど、特攻の悲劇を伝える漫画はなく、感動した、佐藤秀峰氐のタッチも、他の氏の作品と違い、引き込まれた。知覧特攻隊などの史実と重なり考えさせられた名作です。
実話。悲しい物語。でもかっこいい。