迷い家ステーション
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3 巻
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あらすじ
その日、鉄行は熱にうなされていた。 鉄行の家に看病で訪れた母に鉄行は「自分が鉄道の中心から取り残されてゆくのでは」との不安を打明ける。 そんな鉄行に、かつてEF63が好きだと話していたという母。 EF63、それは群馬県横川から長野県軽井沢までの67/1000という急勾配を上る他の列車を助ける為だけに作られた機関車。 ただ、ただ脇役に徹し、他の列車の手助けのために走る列車だ。 一夜明け、昨日のすべては熱にうなされる中で見た夢だと知る鉄行。 しかしEF63イメージは鉄行の中にはっきりと蘇っていた。 夏休みを取った鉄行は、EF63に会うために横川の実家に向かったのだが…! その他、台風で列車運行が困難な中、ケガをした子どもを虹湯の病院まで届けるために必死の運転を続ける運転士の間宮と鉄行を描く「台風」、かつてのライバルと正直の蕎麦打ち勝負をする「特急を知らない駅」など。 田舎の第3セクター鉄道終着駅「迷い家駅」に勤める人々と、鉄道を通して出会う様々な人々との交流を等身大で描いた小山田いくの感動鉄道ロマン!
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大好きな小山田いく先生の作品が読めて感激。昔単行本で持っていたはずなのですが、こんな終わり方だったとは思いませんでした。もっと続けられたのではないかという展開なのに、完結してしまっていて残念。